会員の皆様へ
会 長 稲畑 勝太郎
2月末に例会の開催中止をご案内させていただいてから,あっという間に2ヵ月余りが過ぎました。この間に一度だけ,3月27日に幾つかの条件の下で例会を開きましたが,会話抜きで食事を共にすることの不自然さ,難しさを思い知らされ,また4月7日の緊急事態宣言の発令を受け,以後の例会開催を見合わせてまいりました。
通常の形での例会の再開はかなり先になるものと思われますが,休会中も出来る限りの奉仕活動は続けていこうと考えております。これまでに当クラブとして,ささやかながら2点ばかり支援を実施しましたので,皆様にご報告いたします。
ひとつは,昨年12月に卓話をして頂きました雪田樹理弁護士が理事長を務めるDVシェルター「いくの学園」への資金援助。もうひとつは,医療従事者の感染防止医療用品を寄贈する地区の特別プロジェクト「友愛」への参画です。今回,当クラブは台湾のロータリークラブが提供する防護服の調達費用の一部を支援しました。このプロジェクトは単発で終わるものではないと思われますので,行方を見守り,引き続き支援してまいりたいと考えています。
さて,ここで会員の皆様にお願いがあります。
例会が開かれず,卓話も聞けず,それに伴い会報も発行されない現在,せめて互いの動向を知るきっかけの一つとして会報の発行は続けたく,つきましては会員の皆様の寄稿を広く募集いたします。話題は自然と新型コロナウイルスに関連したことになろうかと思いますが,全く違うことでも構いませんし,ご自身が実施されている奉仕活動のご報告でも結構です。個性と多様性に溢れる会員の皆様が,このようなときに何を思い,行動されているのか,互いに関心も高いことと拝察いたしますので,ご多忙の中まことに恐縮ですが,ご協力賜れば幸いに存じます。
最後になりますが,会員の皆様,ご家族の皆様が健やかに過ごされますよう,心よりお祈りいたしております。
2020年5月18日発行