大阪ロータリークラブ

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クラブ運営の方針

会 長渡辺 岳夫 Watanabe Takeo(家具製造)

1958年東京都生まれ。’82年慶應義塾大学経済学部卒業,日本鋼管㈱(現JFEスチール)入社。’88年ペンシルバニア大学ウォートン校修士。’94年タカラスタンダード㈱入社。’03年5月同社代表取締役社長に就任。’24年4月代表取締役会長に就任。
’05年7月当クラブ入会,’11年理事青少年奉仕委員長,’17年理事ロータリー財団委員長。


 2024~2025年度の会長を拝命しました渡辺岳夫です。大変光栄に感じるとともに、その重責に身の引き締まる思いです。浅学菲才ではありますが、大阪ロータリークラブの更なる発展の為に尽力してまいりますので、皆様のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 今年度のRI会長は2人目の女性会長ステファニーA.アーチック氏、掲げるテーマは
「THE MAGIC OF ROTARY:ロータリーのマジック」です。

 今年1月8日に開催された国際協議会において、会長はこう語りました。
「誤解しないでください、私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを絶滅したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません」。「それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジックを生み出すのです」。

 私は、「ロータリーのマジック」とは、会員の行動によって生まれる「人々の生活に変化をもたらす力」だと解釈しています。会長のスピーチの締めくくりは、「ロータリーのマジックを使って世界を変えていきましょう」です。

 そして、地区中期3カ年目標に基づく2660地区大橋ガバナーの年次目標は以下の通りです。

■優先事項1「より大きなインパクトをもたらす」の目標

・世界ポリオデイにおいて、ポリオ根絶とローターアクトの自立を目指すイベントの実施

・財団寄付目標の達成(年次基金寄付150ドル、ポリオプラス寄付50ドル、恒久基金寄付30ドル)

■優先事項2「参加者の基盤を広げる」の目標

・多様なクラブを広める

・クラブが自身の文化を大切にしつつ、変化に挑戦できるように支援する

■優先事項3「参加者の積極的なかかわりを促す」の目標

・あらゆる行事を学びの機会とし、会員の参加促進をめざす

・DEIコミットメントの強化

・米山記念奨学金支援

■優先事項4「適応力を高める」の目標

・四つのテストで物事を考え、適応力を高める

・MyROTARYの全員登録・活用推進

以上を踏まえ、私は本年度のクラブ運営スローガンを、

「ロータリーライフをもっと楽しく充実させよう」
―多様性(ちがい)を認め友の輪を広げ、
より多くの奉仕の機会を作りましょう

としました。

 大阪ロータリークラブは良い方向に変化していると私は感じています。例えば、女性会員の入会がクラブをより活性化させ、魅力あるものにしていることは間違いありません。また、最近の新入会員の方々は、クラブ行事や趣味の会へ積極的に参加され、ロータリーライフを楽しまれています。とても素晴らしい事です。

 しかし一方で、会員数の減少傾向が続いているという厳しい現実があります。
これは、当クラブは良い方向に変化しているとはいうものの、変化の度合いが十分ではない、ということなのかもしれません。

 例えば、DEIはロータリーの中核的価値観ですが、十分に実践されているのか?あるいは、格式や伝統は当クラブの大切な財産ですが、時代の流れにあっているのか?

 一年でできることは限られていますが、皆さんと共に新しい変化を創り出し、ロータリーライフをもっと楽しく充実させ、大阪ロータリークラブをより魅力的なものにしたいと考えておりますので、何卒ご協力の程宜しくお願い申し上げます。