1985年京都大学法学部卒業。同年(株)毎日放送入社。2020年株式会社MBSメディアホールディングス取締役,’22年同社代表取締役社長。同年9月大阪RC入会。’25年IM第6組ロータリーデー実行委員長。
今年度,副会長,クラブ奉仕委員長,戦略計画委員長を拝命しております髙山です。西尾公志会長は運営方針に「もっと楽しくするぞ!大阪ロータリー!!」を掲げられました。「正しさは伝わらない,楽しさはうつる」という,名言のように聞こえる言葉をご存じでしょうか。正しいことはなかなか相手に届きませんが,楽しいことは自然に周囲へ広がるという意味です。京都大学教授であった数学者,森毅先生の言葉です。私は,この「楽しさがうつる」を,会長のスローガンを支える合言葉にしたいと考えています。
大阪RCの定款・細則を読みますと,定款第6条には五大奉仕部門が定められています。第一部門はクラブ奉仕,第二は職業奉仕,第三は社会奉仕,第四は国際奉仕,第五は青少年奉仕です。私は「なぜクラブ奉仕が第一部門なのか」と考えて調べたところ,「クラブの親睦の充実が,第二から第五部門までの奉仕活動の基盤となるから」ということでした。これで腑に落ちました。
西尾会長の運営方針には,「クラブが持続した活動ができるのも,会員の皆様,事務局や関係者の方々のお陰です。例えば,地区に出向していただいている会員の方への感謝などもっとなされて良いと思っています」とあります。私は,西尾会長が掲げる「持続性」「次世代」に続く3つ目のキーワードとして,「感謝の気持ち」も良い言葉であると感じました。会員増強,友好,プログラムの3委員会は,これらのキーワードと密接に関係しています。ここからは,3委員会の委員長からコメントをいただきます。
会員増強についてロータリーの現況からお話しいたします。日本の会員数は若年層の加入率低下,会員の高齢化などを背景として減少傾向が続いています。大阪RCは前年度,期初の226名から始まり最終的には6名増の232名となりました。本年度は232名でのスタートです。10年前は266名,さらに30年前は298名でした。大阪RCも会員数が減少しています。
品格のある会員を増やすことは重要です。50歳未満の会員は4人しかいらっしゃらないので,若い方の入会も進めなくてはなりません。そのために皆さんによる積極的な勧誘が欠かせません。民間の事業所はもちろん,外交官,教育施設,文化施設などに所属されている多彩なお知り合いをご紹介いただきたいと思います。
例えば中之島には大阪市立科学館,国立国際美術館,大阪中之島美術館など,素晴らしい教育・文化施設が数多くあります。こうした施設に所属される方に入会していただければ,大阪RCの魅力や多様性は広がります。入会をお勧めしたい方がおられましたら,私,岡橋を含め,会員増強委員にぜひご連絡ください。
友好委員会の1つ目の使命は,会員の例会出席率を高めることです。そのためには,例会で安心して過ごせる雰囲気をつくることが重要だと考えています。
私もほかのクラブへうかがった際,「どこに座ればよいのか」「誰と話したらいいんやろう」と感じました。そのとき,気軽に声を掛けてくださる会員,優しく丁寧に案内してくださる会員の方々と接し,ほっとした経験があります。「これぞロータリーだ」と思った瞬間です。これを丁寧に実践することが居心地のよいクラブをつくる基盤になります。友好委員会のメンバーには例会時に積極的に声を掛け合うことや,多くの方にテーブルミーティングへ参加してもらうことをお願いしています。
2つ目の使命は,家族会などを通じて例会の場を越えた交流を深めることです。11月13日(金)に「クラブ創立104周年記念秋の家族会」を盛大に開催したいと考えています。当クラブには,単身で関西に来られている方も多くおられます。ご家族に楽しんでいただくことはもちろん,お1人で参加されても気軽に楽しめる会を目指します。
このほかにも年初にご家族を招待する「家族デイ例会」,叙勲者のお祝いを兼ねた「新年懇親会」など,多くの行事を主催します。ぜひ自ら大阪RCを楽しんでいただきたいと思います。
プログラム委員会が担当する分野は,西尾会長の本年度方針のうち,「次世代への意識」に当たると考えています。本年度の委員の皆さんには,卓話者を選任する際,スタートアップに携わる方など,若い世代の人材にも目を向けるようお願いしました。
30人近いプログラム委員の方を選任し,大半の方には快くお引き受けいただきました。この過程も大変勉強になりました。「嫌や」とおっしゃりながら引き受けてくださった方や,「何とか2回お願いできませんか」という依頼に応じてくださった方もおられました。委員も大変ですが,委員長も大変だと実感いたしました。本年度の委員の中には,私と同じように,「そんなに人脈なくて,もうネタ切れやで」と感じておられる方もいるかもしれません。しかし,基本的には人脈が非常に豊富で,多くの選択肢をお持ちの方にお願いしたつもりです。卓話を依頼する方がまだ決まっていない委員がおられましたら,ぜひ次世代にあたる方へ依頼していただきますようお願いします。
私は戦略計画委員長も務めています。大阪RCのクラブビジョンは2021年3月の定例理事会で承認され,次のように記されています。「会員は,それぞれの自発性と多様性を尊重し,互いに手を取り合い,自己研鑽と奉仕活動を通じて,次の世代とともにクラブの活性化と持続可能な社会の実現を目指します」
このクラブビジョンが皆さんの目に触れるように工夫を重ねていきます。
私は2022年9月の末に入会,10月から例会へ出席するようになりました。この例会場「山楽の間」の入口前で,何をしたらええか分からへんままウロウロしていました。誰が誰やら分からへん,テーブルがどこにあるのかも分からへん,ようやく席を探し当てて座り,名刺交換をするということを繰り返していました。嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そんな状態で入会から1年余りがたった頃,家族会がありました。皆さんと握手している写真があります。阪神タイガースが優勝した年で「六甲おろし」を歌おうということになり,グリークラブの皆さんと一緒に歌ったことが本当に楽しかったのです。「ここで楽しさがうつったな!」と思います。今はこの場所をホームグラウンドと思えるようになりました。本年度1年間,西尾会長を心の底からお支えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ご清聴ありがとうございました。