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2018年4月20日(金)第4,668回 例会

人間100年時代!人生,仕事,健康は自分で創る

広 中  一 人 氏

広中事務所
会長
広 中  一 人

大手都市銀行出身。経営コンサルタント・イベントプロデューサー・プロカメラマン。マルチに活躍する国際的活動家。国内外イベントプロデュース,国内外観光・経済促進アドバイザーなど幅広く活躍。山形県や熊本県などの観光アドバイザーも務める。

 私はすでに1世紀近く生きていますが,若いでしょう?今朝も起きて10km走ってきました。(壇上を下りて,周囲をランニング)ねえ,ものすごくタフなんです。

 会場の皆様,ちょっとここでテーブル上の水を飲んでください。グラス半分ほどで結構です。(会場を見渡し)さすが!大阪RCです。他の会合では大体,水を飲んでいただくと,ゴホン,ゴホンと咳をされる方が目立ち,その音が壇上からでも聞こえます。咳をするのは,要するに嚥下障害です。

 では,私が飲んでみます。一気にゴクゴク飲んでは肺に入ります。口に入れて,1呼吸置き,喉に信号を送った後に,そこでゴクンと飲む。覚えてください。「ゴクゴク飲むより,ゴクン飲み」です。肺に入ると,65歳以上の方は,肺炎の心配があります。

 ここにいらっしゃる皆様は,日本の経済界をリードしている素晴らしい人たちです。健康に配慮し,せめて苦しんで死ぬことは避けましょう。それにはワクチンの注射はものすごく有効だと思います。そして,もっともっと大阪のために尽くして下さい。

鍛えた愛弟子は世界に飛躍

 きょうは,私と一緒に本堂亜紀を連れてきました。元々は松下電器(現パナソニック)のバレーボールのアタッカーでしたが,うちで20年鍛え,今は世界の企業のモデルをしてます。写真家としてもトップ級です。私が指導する塾では生徒を怒って鍛えますが,成果を出させるような怒り方をしたら,会社も個人も伸びます。本日は上海観光親善大使15年の本堂亜紀を紹介いたします。

【本堂亜紀氏】

 皆さん,はじめまして。私自身の話を少しだけ,あとは感謝の気持ちをお伝えしたくて,きょうはついてまいりました。

 プロ野球の毎日オリオンズで,別当薫さんらが大活躍された時代に,名セカンドと言われた本堂保次という野球選手がいました。その血筋を引いております本堂家は,元来体育会系の家系です。私も二十歳まで松下電器の実業団選手として頑張ってまいりました。腰痛をわずらって引退した時,広中先生に出会い,弟子入りしました。現在上海の観光親善大使,カメラマン,そしてモデルとして活動させていただいております。

 関西の財界人の方にすごくお世話になりました。実は早嶋会長のお父様にも非常にお世話になり,いつも「大丈夫だ」と背中を押していただきました。「女性自立の会」を作って18年になりますが,後進を育て,財界の皆様方に学ばせていただいたものを後世に少しでも伝えたいと思っています。

歩幅大きく, 横断歩道でも鍛錬

 私がどういうことをやっているのか。

 例えば,九州の天草マラソン。ゲストランナーとして走りました。会場には約6,000人がいましたが,レベルアップしてもっと楽しいことをやろうと,お話をしました。皆さんの中で,マラソンに出た人はどれだけいらっしゃるでしょうか。また,毎日ちょっとでも歩いている人は,どれだけいますか。ちょっと胸に手を当てて考えて下さい。

 ここで,私の太ももを,触ってみてください。こういうふうに下半身がしっかりしていないと,マラソンは走れません。朝5時には,毎日習慣として走り,雨でも,雪でも,何でも走ります。上海でも,ニューヨークでも,パリでも走って有名になりました。

 走れるようになるには運動しなければなりません。「自分は1駅前から歩いてるから大丈夫」という方がいらっしゃいますが,それでは大丈夫とはいえません。

 横断歩道の白線の間隔は約90cmありますが,試しに1歩ずつ白線だけを踏んで大股で渡ってみてください。それが渡れない方は老化が心配です。下半身にしっかり肉がなかったら,転倒骨折することがあるからです。横断歩道にきたら,白,白,白。これでスピードアップします。スピードに変化をつけることによって元気になります。医者にかかる前に,自分でもっと普段から体を強化しておくのが大切です。

 次に,その場で左手の甲を上にして,腕を前に伸ばしてみて下さい。そして右手で左手の甲をつまんで,離してください。どうなりますか。いつまでもつまんだ皮膚の部分が立っている人は,老化も進んでいるかもしれません。

 その場合は,両手の指を体の前で組んで,そのまま指をパーにして開いたり,グーで閉じたりするのが有効です。朝,目を覚ましたら,20回やってみてください。その上で手をさする。これをやると血のめぐりがよくなる。わかりましたね。これだけ覚えたら,10年は長生きします。

自然治癒体力増加, 食事も配慮

 私は去年12月,後退してきた車にはねられて10mも体が飛びましたが,全然ケガをしなかった。警察官が「こんなにすごい事故なのに」と驚いていました。やっぱり下半身の筋肉が一番大事なのです。

 皆さんも,「自然治癒体力」を作るようにして下さい。ここにもお医者さんがいろいろおられると思いますが,今,お医者さんは忙しいのです。

 今年は本を書こうと思います。どんな食事をし,どんな体操をしたらいいかも触れます。例えば食事の場合,みそ汁に赤ワイン。スープには焼酎,朝から温かいものばかりです。バナナでも半分に切って,ちょっと切り目を入れて電子レンジで温める。そうすると食べやすく,おいしくなります。

 話は尽きませんが,皆様も私の言うことは本当かなと考え,実践し,裏付けを試みて下さい,また会う日を楽しみにしています。

(スライドとともに)