1948年生まれ。’71年甲南大学卒業。’73年米国ノックス大学卒業後,丸紅入社。’77年三宝電機入社,’89年代表取締役社長。’97年9月当クラブ入会。2001年出席委員長,’03年幹事,’10年社会奉仕委員長・理事,’13年ロータリー情報委員長。
1月は「ロータリー理解推進月間」ですので,本年度の活動について話したいと思います。まず「クラブ運営」は「クラブ定款」と「クラブ細則」に基づいて行われています。理事会の下に5 大奉仕(Five Avenue)を中心に,各部門,各委員会がそれぞれ活動。5 大奉仕には「クラブ奉仕,職業奉仕,社会奉仕,国際奉仕,青少年奉仕」の部門があります。クラブ奉仕部門には,会員増強・会員選考・ロータリー情報・友好(出席)・プログラム・唱歌・会報・広報・趣味の会等の委員会が所属しています。
毎年30名前後の新会員を迎えていますが,30名前後の方が転勤等で退会しているので,毎年約60名の異動があります。年齢構成は35歳から90歳代までで,平均年齢は67.6歳です。
「会員選考委員会」ですが,それぞれ会員のお仕事に応じて,職業分類を決定します。46の大分類,そして小分類が183あります。また50名以上のクラブについては,同一分類に10%以内であればOKとのことですから,私ども260人,26名まで同じ職業分類でよろしいということです。「ロータリー情報委員会」は新会員を迎えるために,会員から推薦を受けた方を理事会で承認後,全会員に通知して,異議がなければ職場訪問をさせていただき,毎月末の情報委員会で正式入会をいただいています。
「規定委員会」ですが,3 年に一度、国際ロータリーでは「規定審議会」が開かれていて,各クラブから提出の立法案を審議しています。その結果によりクラブ定款・細則の見直しをいたします。次に「出席,並びに友好委員会」。RCで厳格に守られているのが「例会への出席」です。ホームクラブ欠席の場合,本例会を挟んで前後2 週間以内に他クラブへのメークアップ,または本クラブでのメークアップ対象行事への出席で欠席補填ができます。 「友好委員会」は文字通りクラブ内の親睦 を図ることを主目的として活動していただい ています。
「プログラム委員会」は各例会にスピーカー を選出していただいています。「唱歌委員会」 では,関西二期会理事長の蔵田会員に委員長 になっていただき,毎回溝口ピアニストの協 力で,レベルの高いロータリーソングを歌っ ていただいています。「クラブ会報委員会」の 本年度の委員長は毎日新聞の河野俊会員で, 毎週の例会に記者を派遣し,速記者がまとめ たスピーチ記録を編集して会報に掲載してい ます。「広報・雑誌委員会」は『ロータリーの友』を毎月皆様に郵送。購読だけではなく「実 読」を推進するのが役割です。本年1月から電 子版が作成され,『ロータリーの友』のホーム ページから「rotary」を2 回入力するとアクセ スできるようになっています。「趣味の会」は 本年「謡曲」を加えて19の集いになっています。
「職業奉仕」は「四つのテスト」と兼務です。 ロータリーの根幹をなすのが職業奉仕。ロー タリアンは各自の職業を通じて世の中に貢献 することが第一義とされており,その規範と なるのが「四つのテスト」です。
「健康を守る会」では,年に4回例会後30分, 当クラブ医師会員の職業奉仕で健康にまつわ る話を伺っています。医師会員に直接健康相 談ができるという,会員にとって大変評判の よい活動です。「社会奉仕委員会」は昨年10月, 当クラブ8 回目となる中之島ガーデンブリッ ジの「橋洗い」を実施しました。
「新世代奉仕委員会」は,来年度からまた昔 の「青少年奉仕委員会」と名称が変わります。 海外のクラブとの「青少年交換プログラム」な ども本委員会の活動となっています。「イン ターアクト委員会」は一時休止していました が,2003年9 月に再開されて,出口会員の 協力で相愛学園の中・高に設けていただき,昨年8 月に10周年を迎えました。
「国際奉仕委員会」は,海外クラブや海外か らの文書などの窓口となるのが役目です。「ロ ータリー財団委員会」は,ロータリーの中で も大きなウエイトを占める委員会で,この財 団の基金で各事業を行うため,財団寄付を募 っております。11月が財団月間と定められて おります。当クラブでは,新入会の方に入会 時に300ドルをいただき,会費の中から普通 寄付として年間1人当たり30ドル,また特別 寄付にも協力をお願いしています。立野会長 をはじめ,羽間会員,辻本憲会員が1 万ドル 寄付のメジャードナーになっておられます。
「米山奨学会委員会」ですが,日本のロータ リーの創設者である米山梅吉氏を冠名にした 日本独自の奨学金制度です。海外からの奨学 生支援をしています。奨学金はロータリアンの 寄付で成り立っていて,新入会員には3 万円 の寄付をいただき,年間1人当たり5,000円を 普通寄付として米山へ送金しており,また, 個人的に特別寄付をお願いしています。こち らも100万円になるとメジャードナーとして顕 彰されています。現会員では木村会員,羽間 会員,辻本憲会員の3 名がおられます。「みお つくし奨学金委員会」は10年後の100周年ま での継続事業として,震災被害を受けた宮古 東RCの協力を得て,「宮古・大阪みおつくし 奨学金」を設置しました。本年度は2 期生と なる奨学生に奨学金授与のため,立野会長, 上山直幹事,みおつくし奨学金委員会の黒田 章委員長と副委員長の稲畑勝太郎会員の4 名が 宮古東RCを訪問することになっています。
これらの活動は皆様の参加,ご協力がなけ れば成り立ちません。来年7 月には当クラブ から立野会長がガバナーとして出向されます ので,ご協力のほど,よろしくお願いします。 ご清聴ありがとうございました。
(スライドとともに)