1957年生まれ,当クラブ入会
’02年6月,’08~09年度クラブ幹事,’09年度クラブ会計・副幹事,’10年度会計・ロータリー情報副委員長・90周年記念事業副委員長。
大きく3つに分け,「ロータリーの規定審議会の変更」「大阪RCのホームページとその検索システム」「80周年記念事業として作成した会報のCDロム」についてご説明します。
まず最初に,3年ごとにアメリカのシカゴで開催される規定審議会についてです。去年2010年はその開催年に当たり,私どもの2660地区からは,若林パストガバナー(大阪東RC)が出席されました。
規定審議会には,各クラブや地区,国際ロータリー理事会から220件の立法案が提出され,そのうち採択されたのが,47件の定款や細則に関わる「制定案」など66件です。
案件は,代表議員の多数決で採択されています。これら採択された案件は,各クラブに冊子として郵送,クラブに反対があれば2010年の8月までに表明するということだったのですが,当クラブに関しては,佐伯規定委員長招集のもと,規定委員会で検討させていただきました。いずれも反対するには及ばすということで,反対表明はなかったということです。採択された案件は,既に2010年の7月から実施されております。
その中で,特にわれわれが関係することについてご報告します。1番目は「出席規定の適用免除に関する規定」が改正されました。
1998年に,在籍年数と年齢をプラスして85以上であれば出席規定の適用免除を申し出ることができたのですが,今回は「年齢が65歳以上の会員である」ということが加わっています。
今まででしたら60歳の方で25年在籍されたら適用されたのですが,年齢が65歳以上にならなければ,この出席の適用免除はできないようになっております。
次に,4大奉仕部門に新たに「新世代奉仕」を加えることがあります。今まで4大奉仕部門としては,クラブ奉仕・職業奉仕・国際奉仕・社会奉仕,この活動を実質的な基準としておりましたが,この4大奉仕に加えて青少年,若者によって好ましい変化がもたらされるということで,「新世代奉仕部門」を加えることになりました。ただ,当大阪RCでは,「青少年奉仕部門」と呼んで,社会奉仕部門の下部組織として既に存在,5大奉仕部門扱いにしており,当クラブに関しては大きな改正ではないということです。
また,国際ロータリー細則に関する財務事項で,国際ロータリーへの人頭分担金を増額する件です。本年度2010~2011年度は1人当たり50USドルをRIに支払っておりますが,次年度の2011~2012年度は1人当たり51ドルと1ドル上がり,その次の年には52ドル,さらにその次の年には53ドルと年々上げていくという,非常に辛いお話です。これは規定審議会によって改正されるまで変更されないということですので,変更されない限り,ずっと金額が増えていくことになります。
次回は3年後の2013年に開催され,それまでに改正を望むルールがあれば各クラブで決議してこれを上程しなければいけません。
次にホームページの検索システムです。
大阪RCのホームページは,2001年文箭会長,更家幹事の年度に「情報システム推進委員会」が設置され開設の準備,2002年6月に正式に開設の運びとなっております。2003年1月からクラブ会報の卓話部分を公開,3月から「クラブ会員のページ」を作成して,ユーザー名・パスワードを入れることで,クラブ会報の全ページと活動報告書を見て頂けます。
まず最初に「クラブ運営の方針」,今回の伊藤会長のクラブ運営の方針です。次に,「ロータリーの沿革」「クラブの歴史」「クラブの概要」「理事・役員・委員会の紹介」「クラブの特徴」。その都度行われている「卓話」。2660地区・ロータリージャパン・国際ロータリーにリンクすることもできます。
そして,会員のページへと続くわけです。
会員のページに入っていただきますと,「ニュース・お知らせ」という標題で行事予定カレンダーを入れております。メークアップ対象行事など,皆様のお役に立つよう本年度構築いたしたページですが,それに加え,90周年事業準備委員会では,今後年史作成などに役立つよう「全文検索システム」を導入。クラブ会員への公開に向け,目下確認の作業中であります。
2002年に創立80周年を迎えたときに,川島会員が80周年記念事業委員会委員長としていろいろな記念事業をされましたが,1つが,クラブが創立した1922年の記録から始まる2002年度までのクラブの会報が網羅されているCDロムの作成でした。このCDロムは,この80周年が終わった後に皆さんにも配付させていただいておりますので,既にほとんどの方はCDロムを見られていると思いますが,もう一度ここでご紹介させていただきます。
このCDロムは2枚組みになっております。1枚目は1922年から1961年までの会報,そして,2枚目には1962~2002年度までの会報が網羅されております。会員氏名やクラブ名などを入れていただきますと掲載されている会報が出てまいります。会員氏名をそれぞれクリックしていただきますと,まずはその方の入会時の自己紹介や,ニコニコ箱へ協力をいただいた会報などが出てまいりますので,各自のロータリー歴がそれぞれわかります。クラブ創立時の会報と,事務局の長安さんが入局された30年前1981年当時の会報を見て頂きます。余談ですが,30年よりも前に会員として登録されている方は現在24名。今の会員数が262名ですから1割にも満たない。そういう意味では長安さんがロータリー情報に関して一番詳しい方だと思っています。
(※ホームページ,全文検索システム,及びCDロムの画面をスクリーンで紹介。)