平成7年(1995年)1月17日(火)午前5時46分、突如阪神淡路地方を襲ったマグニチュード7.2震度8の直下型大地震は、瞬時にして6,430の人命と11万を超す家屋を奪う大惨事となり、関連地域内のロータリーにも大きな被害をもたらした。
・死者9名(家族を含む)
(大阪西RC 武田穣会長、神戸RC 104歳の竹田正次会員他)
・負傷者 多数
・家屋・事業所の損壊 数知れず
・例会場・クラブ事務所 神戸市内各RC・芦屋RC他阪神間のクラブ被害甚大
建物は無事でも、水道ガスなど不通のため、例会開催不可能のクラブが多く出た。
例会:
1月20日(金)緊急休会
2月3日の理事会で「クラブ定款第4条第1節第3項の拡大解釈により、1月20日の例会は休会、救援活動のため例会に出席できぬ方々は 申告あれば出席規定を免除する」と決定。
1月27日(金)会員308人中150人出席 ビジター8人
2月3日(金)178人出席(出席率66.92%)定例理事会13人出席 ほぼ平常に戻っている
1995年度は、ベネズエラのカラカスで1月23~26日開催。古田敬三君は、地区代議員として同君宅が被災したにも拘わらず出席した。
幸い会員に犠牲者はなかったが、阿部裕君が負傷入院されるなど、数名の軽傷者が出た。308人の会員中、阪神間在住の会員が約160人おり、大半が家屋家財に被害を受けた。住宅全壊の被災者は次の方々である。
阿部裕君、藤井三郎君、今井悠紀君、木戸栄久君、小池実君、山中直樹君、関集三君
要建替 23名 要修理 50名
直後の1月27日、2月3日の例会場募金で集まった631,000円に、クラブ会計を加えて1,000,000円を、神戸RCに平田会長、山口副会長、長安事務局長が交通途絶の中を直接届け、1,000,000円を地区を通じて第2680地区へ贈った。姉妹クラブSeoul RCからは、地震の翌日前順宰会長の心のこもったお見舞い電報と見舞金2,000ドルが送られた。ニコニコ箱へも多数のお見舞い、お見舞い御礼、無事の内祝いなどが被災者自身からも寄せられた。(1月~5月まで62件)