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2006年1月20日(金)第4,099回 例会

ニューイヤーコンサート


演奏者プロフィール
チェロ演奏:山本 彩子(やまもとあやこ)氏

東京芸術大学を経て,同大学院修了。ベルギー政府奨学金を得てR.デイールテインスの下で学ぶ。第68回日本音楽コンクール入選。98年ハンガリー・リスト音楽院にてジョイントリサイタルを行う。大阪センチュリー交響楽団等と協演。99,02,03年東京・神戸にて室内楽演奏会を行う。神戸市室内合奏団副首席奏者を務めながら活動。これまでに斉藤建寛,林俊昭,河野文昭,山崎伸子の各氏に師事。

ピアノ伴奏:溝口 麻希
(みぞぐちまき)
相愛大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。第4回長江杯国際音楽コンクール・アンサンブル部門奨励賞受賞。ORC・同グリークラブ専属ピアニスト。谷利喜子,羽田久美子,澤村千栄子の各氏に師事。
解  説:木川田 誠
 今年の秋(2006年10月27日(金))に,いずみホールでリサイタルをしていただく方を選抜するオーディションが昨年ございまして,私がオーディションの審査をしたのですが,山本さんが栄冠を勝ち取られております。そこで,例会で彼女のソロを聴いていただいて,ロードショーをしたいと思った次第でございます。
 伴奏は,毎回の例会と,グリークラブでも伴奏していただいております溝口麻希さんにお願いします。



L.v.Beethoven(ベートーベン)
Sonata f_r Violoncello Nr.4 Op.102-1〈チェロ・ソナタ第4番ハ長調 第1楽章〉
 ものの本によりますと,単一楽章のチェロソナタというふうにも書いてあるんですが,一部・二部とセパレートが可能なもので,第1楽章に当たる部分を演奏していただきます。

G.Faure(フォーレ):Apr_s un R_ve〈夢のあとに〉
F.Kreisler(クライスラー):Sch_n Rosmarin Op.55-4〈美しきロスマリン〉
 チェロの演奏だと申し上げておりましたら,ぜひフォーレの「夢のあとに」を演奏してほしいとのリクエストがございました。有名なフォーレの歌曲のアレンジでございます。
 クライスラーはヴァイオリンの名手であるだけでなく,オペレッタも映画音楽も書いた才人でございますが,ヴァイオリンの曲のアレンジ「美しきロスマリン」を続けて演奏していただきます。
 ちょうどチェロの音域は男性の低い声の声域と合致いたしますので,大変耳ざわりがよいようにおもわれます。曲の後半は高めの音域で演奏されていましたが,そのアレンジですといささかヴァイオリン風,ヴィオラ風な,テノラーレな音色になっていたように感じます。今回は女性が弾いていらっしゃいますが,チェロというのは男性の楽器かなと思ってもおります。

P.Casals(カザルス):Cant dels Ocells〈鳥の歌〉
E.Elgar(エルガー):Salut d’Amour Op.12〈愛の挨拶〉
 続きまして,有名なカザルスがカタルーニャの民謡をアレンジしました。国連総会の会場で,彼自身が演奏し,「カタルーニャの鳥は『ピース,ピース』と鳴く」という有名な言葉を残しておりますが,私は今日初めてその楽譜をチェックしまして,その意味がよくわかりました。前奏と曲の半ば,後奏にも出てくるのですが,ピアノの右手がトリルで「ピース,ピース」と2回鳴きます。その辺もあわせてお聴きいただくと面白いんじゃないかなと思います。
 その次にはイギリスのエルガー。大変有名な作曲家でございますが,「愛の挨拶」という大変かわいらしいピアノの曲をチェロにアレンジしております。
 2曲続けて聴いていただきました。


 チェロの名曲で,どうしてもお聞きになりたいという曲がおありじゃないかと思います。サンサーンスの「白鳥」と「鳥の歌」をアンコールという形でお願いしたいと思います。
S.Saens(サンサーンス):The Swan〈白鳥〉
P.Casals(カザルス): Cant dels Ocells〈鳥の歌〉